2008 NHK杯 国際
フィギュアスケート競技会
11/28~30
東京・国立代々木競技場第一体育館
第30回を迎えたNHK杯国際フィギュアスケート競技大会は、第一回大会の舞台となった国立代々木第一体育館にて開催された。
会場では過去NHK杯で活躍したスケーター達の写真パネルの展示や、カタリナ・ビット (1984サラエボ五輪・1988カルガリー五輪金メダリスト、1982、86、87NHK杯優勝) を招くなど、記念大会としてにぎわっていた。
アイスダンス
ファイナルへの出場権を懸け、イタリアの フェデリカ・フェイエラ / マッシモ・スカリ組とフランスのナタリー・ペシャラ / ファビエン・ブルザ組との争いとなった。
フリーで「月光」を滑ったイタリアの フェイエラ/スカリ組 が優勝。2位に、ペシャラ / ブルザ組、3位にアメリカの エミリー・サムイルソン / エバン・ベイツ組。
フェデリカ・フェイエラ / マッシモ・スカリ組 <ITA>
井上 怜奈 / ジョン・ボルドウィン組 <USA>
ペア
演技中から割れんばかりの声援を受けたのが2位に入ったアメリカの井上 怜奈 / ジョン・ボルドウィン組。
日本、アメリカ両国旗がいっぱいに揺れる会場は圧巻。トリノ五輪七位の後はマイペースな競技生活を送っているが、井上を起用したCMで認知度も上がり、今後の活躍がますます期待されている。
優勝は、中国の実力ペア、チン・パン / ジャン・トン組、3位はカナダの ジェシカ・ジュベ / ブリス・デービソン組。
男子シングル
今シーズンを怪我で欠場している高橋 大輔に代わって、二年ぶり復帰した織田 信成に注目が集まった。
すでに先のグランプリシリーズ、スケートアメリカにて優勝を果たした小塚 崇彦は、今年に入り一気にエース争いに名乗りをあげていた。
織田は今シーズンモロゾフに師事、これまでの滑りを一新すべく、曲も大人の滑りを意識している。四回転ジャンプも構成に取り入れるなど意欲的。しかしながらブランクの影響か、緊張により本番では満足な出来には至らなかった。
フリーでは冒頭の四回転で着氷を乱すと、他の部分でも細かなミスを出した。ブランクが技術面より心理面で影響を出す。
しかしながら技術点の高さに救われ、三年ぶりNHK杯優勝を果たした。
2位には ジョニー・ウィア (アメリカ)、3位には ヤニック・ポンセロ (フランス)
織田 信成